ある営業の本に書いてあった。
読者諸賢も読んだことがあるかも知れない。
「靴メーカーのある営業マンが新規開拓にある国へ行くと、そこの住民は皆裸足だった。その営業マンは、これでは売れないと諦めた」
「別の営業マンも同じ国へ行き、同じく裸足の住民を見て、こう考えた。“これは売れる”と」
靴を履く習慣のない住民。
彼らに靴を売る為には、まず靴そのものを知ってもらう必要がある。
今まで靴を必要としなかった住民に靴の必要性や魅力を知ってもらい、尚且つ買ってもらうのは至難の業だ。
しかし、その国や地域の住民がいったん靴を買ってくれるようになれば、その新規マーケットの規模は計り知れない・・・
セールスに関する本ではもちろん後者が正解で、何事も前向きに考えて行動することを勧めている。
だが、こと「この国」に対しては、「前者」が正解だろう。
中国産「松阪牛」「美濃焼」…現地で勝手に商標申請・登録
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000005-yom-soci
特許庁が地域名を冠した特産品などに商標権を与える「地域団体商標」(地域ブランド)に認められている「九谷焼」や「美濃焼」、「松阪牛」「鳴門金時」など日本の名産ブランドが、中国や台湾の企業によって中国当局に商標申請され、「九谷焼」「美濃焼」についてはすでに登録されていることが8日、日本貿易振興機構(ジェトロ)北京センターの調べで明らかになった。
いったん登録されれば、取り消し申請をして認められない限り新たな登録ができないため、同センターは「未登録のブランドについては異議申し立てをするかどうか早めの検討が必要」として警鐘を鳴らしている。
中国では、鹿児島の名称が商標として登録申請され、鹿児島県が3月、中国当局に異議申し立てを行ったばかり。
同センターによると、昨年12月現在、47都道府県のうち36の名称が商標として登録されている。
申請は京都が93件で最も多いという。大半は中国の企業などによるもので、個人の申請もあった。
日本ブランドの知名度にただ乗りして国内で販売する際に自社商品の価値を高めるメリットがあるほか、個人の場合は、登録された商標を転売するケースもあるという。
偽ブランド品は、かの国のお家芸。
腕時計や鞄、アクセサリーから食品、医薬品に至るまで、ありとあらゆる偽物が出回っている。
中には日本のメーカーや商社の袋だけコピーして、中身は粗悪な薬品や小麦粉などの原材料を入れて販売し、被害者が「日本」を訴えるというケースもある。
また、ドイツのベンツやフォルクス・ワーゲン製の自動車そっくりの偽物も出回っており、すでに一部は日本国内の中古車市場に流通している。
特定アジア諸国に対して何も言えないわが国と異なり、「人権」と並び「著作権」にうるさいヨーロッパは黙ってはいない。
すでに「コシヒカリ」は「越光」としてシナ国内で商標登録されている。
このままでは日本に関する名前はことごとくシナの商品にされ、現地や外国人だけでなく日本人まで騙された挙句、賠償は日本がさせられるという、笑えない事態になるやも知れない。
そのような状況にあって、「世界のトヨタ」は、プリウスをシナ政府に寄贈するなど、自社製品の売り込みに必死だ。
後で我々国民がその尻拭いをさせられなければよいが。
何しろ、政界に大きな影響を与えている大企業なのだから。
「企業栄えて、国滅ぶ」
ということにならないことを願うばかりだ。


by 二代目弥右衛門
謹賀新年